自由が丘ブラン
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私の歩んできた道 第1回~創業

1994年 6月1日、私は、自由が丘にいた。

畳半分のスペースのプレハブ小屋に弁当屋の開店準備をしていた。

道路側に、ショーケースを向けた簡素のものだった。

期待に胸を膨らませていた。

狭い店だったが、準備が間に合わず、夕方になったので、次の日開店することにした。

店を開店する前の数ヶ月、父親が勤め、伯父が代表を務める、ケーキと惣菜製造の百貨店販売会社にアルバイトをしていたが、その程度の事しかわからないままの、お店の開店である。

まったく、無鉄砲極まりない。

そして、6月2日開店をした。

用意していた、商品は正午前に売り切れ。
完売御礼の張り紙をして、意気揚々で家に帰っていった。

明日は、倍の数を用意している。

興奮状態でその日は終えた

続く



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